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 三田市保護司会は人の立ち直りを支える活動を推進しています。

 それは更生保護活動と呼ばれています。

 たとえ、その人が犯罪や非行をした人であったとしても、何らかの処分を受けたその後は地域社会に戻り、社会の一員として生きていくのです。

 私達は改めて生きなおそうとする人達を地域の中で丁寧に処遇し、立ち直りを適切にサポートしていきます。やり直しのきく社会が地域の犯罪・非行の予防をはかれる社会、明るい社会です 。

 この活動は,地域の中で行います。地域事情や住民の暮らしなど、特性をよく理解した上で行われねばいけません。そこでは、民間の人間の協力が必要となります。

 私達保護司は,保護司法に基づき,法務大臣から委嘱を受けた非常勤の無報酬の国家公務員(民間のボランティア)です。

 犯罪をすでに犯した人も、今とても苦しくて社会から孤立しそうな人もその人が穏やかに暮らせるように行政や福祉、医療、地域団体とつながりを持ち、切れ目のない、多方向からの支援を考えていきます。人を支えようとするのに絶対に正しい方法はあり得ません。みんな個人個人の辛さを持っています。理解はそこからになるのだと思います。

 

 三田市の保護司の定員は31人です。保護司は、三田市保護司会の会員です。市や国からの助成もありますがそれだけでは十分でなく保護司は会費(令和5年度一人15000円)を負担して活動資金を補っています。少しお高めです。

 保護司活動といえば何か重い感じがします。プライバシーに気を配り、各保護司の更生保護活動の秘密は守られています。実際は隠れるような感じで人と真摯に向き合っています。相当精神的にはきつい仕事です。またとても地道な活動です。

 確かにワイワイと騒げるものではありませんが「誰かのためになれる」やりがいのある活動です。

 多種多様な経験をお持ちの皆様のお力が必要です。

 保護司の活動に興味のある方は神戸保護観察所にご連絡ください。

  カタログ⇒保護司というボランティア

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