令和4年で30回目を迎えた作文コンテストは、次代を担う小学校5・6年生、中学生の皆さんに、日常の家庭や学校生活の中での体験を基に、犯罪・非行のない地域社会づくりや犯罪、非行をした人の立ち直りについて考えたことや感じたことを作文にすることで「社会を明るくする運動」への理解を深めてもらうことを目的にしております。
毎年夏休み前に各学校へ担当保護司が作文の募集について訪問させていただき、学校との貴重な情報交換のできる機会をいただいております。
三田市推進委員会では夏休みに書いていただいた作品(小学校16校574点・中学校9校857点)を9月15日に審査しました。
小学生3作品、中学生3作品を兵庫県推進委員会に推薦しました。
推薦された6名の皆様には、三田市保護司会から賞状と図書券や広報部で作成した推薦作文集を応募者全員に参加賞として付箋をお贈りしました。
たくさんの応募をいただきありがとうございました。
昨年度より応募校も3校増え取り組みが浸透していっていることをうれしく思っています。
子どもたちは、地域の方々の見守りや挨拶、声掛けにより笑顔や勇気をもらい安心して暮らせていることへの感謝の気持ちや地域でつながることの大切さ、また、罪を犯す前にしんどい思いを相談できる人がいれば犯罪を未然に防げたのではないかなど独自の目線で思いが綴られています。
日々、子どもも大人も忙しい日常生活の中でしんどさを感じる場面に出合うことがあり、一人では、解決できないこともあります。
そんな時、人と人とのつながりが人のぬくもりや思いやりの心を芽生えさせ心の支えとなり生きぬく力が育まれることがあるため、つながりを大切にして、共に手を携え安心して暮らせる明るい社会を創っていきましょう。
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