十月二十一日更生保護女性会の皆様と一緒に鳥取刑務所へ研修旅行に行ってきました。鳥取市内にある「鳥取わらべ館」に立ち寄り、時代ごとの玩具の展示を見て、子供のころに遊んだブリキ製のおもちゃや、木製のからくり人形などを直に触ることも出来ました。その後木造の教室に入り、懐かしい木の机と椅子に座り、着物に袴姿の先生の指導で「かえるの歌」や「紅葉」「ふるさと」などをオルガンの演奏で合唱しました。何十年も前にタイムスリップしたようで、みんな幼い頃の笑顔で生き生きと輝いています。
昼食後、鳥取刑務所に行き、施設内を見学、総務課長の説明と質疑応答をしていただきました。塀の中にいる間に就職内定を目指していること。社会福祉士を採用して出所していく人のことも調整していること。災害時には避難所としても開放されることなどをお聞きして受刑者のことを考えると同時に、地域に密着された刑務所なのだと感じました。再犯防止の観点からも、この刑務所で受刑を終えて出所された方が二度と戻ってこられないことを願いながら鳥取を後にしました
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