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執筆者の写真三田市保護司会広報部

ごあいさつ 三田警察署長 柱谷昌彦


この度、春の定期異動で三田警察署長として着任しました柱谷と申します。

 三田市保護司会の皆様方におかれましては、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。

 また、皆様方には平素より「犯罪や非行のない明るい地域社会の実現」のためにご尽力いただいておりますと共に、警察活動の各般にわたりましても、ひとかたならぬご理解と御支援を賜っておりますことを、この場をお借りし、深くお礼申し上げます。

 さて、三田市内の犯罪状況でありますが、令和14年をピークに約20年間、毎年減少していた刑法犯認知件数が令和4年から一転増加の兆しを見せ始め、治安の悪化が危惧されているところ、更に本年は前年より30%余りも増加している現状にあり、身近な犯罪としましては、市役所職員を騙った特殊詐欺や、女性や子供が被害に遭う身体への加害犯罪、その他少年非行の前兆ともなるべき万引きや乗り物盗なども多発傾向にあります。

 そのような中、保護司の皆様方には、それぞれの地域におきまして、非行から必死で立ち直ろうとする少年らに暖かい手を差し伸べられ、彼らを取り巻く有害環境の改善や社会復帰のためにご尽力をいただくなど、ボランティアとしてのこうした活動は、容易には語りつくせない、まさに艱難辛苦の積み重ねではないかと拝察いたします。

 警察としましても、検挙だけに留まらず、車の両輪として皆さま方と協働し、関係機関がよりよく機能するよう最善を尽くす所存でありますので、引き続きご支援とご協力を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、三田市保護司会の皆様の益々のご清栄を祈念いたしまして、私のご挨拶とさせていただきます。

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