「いこいの家さんだ こども・地域食堂」は「孤食をなくし、地域の多世代交流の場として定着できたら」の願いから2018年12月スタートしました。
コロナになるまでは、第1、第3金曜日の16時~20時まで。16時~18時までは宿題や遊び時間で、学生さんや大人が宿題を見たり、一緒に遊んだり。
18時~は食事。カレーやチキンカツ、シチューやハンバーグ、餃子、季節の野菜料理等、ボランティアさんが作った愛情たっぷりの料理を皆揃って「いただきます!」
食後は、おもちゃやゲームなどで遊び、誕生日会なども行います。
小中学生の他、小さな子供を連れたお母さん方も参加され、子供たちの遊ぶ様子を見ながらお母さん同士で話をしたり、人生の先輩たちに子育ての悩み・迷いを聞いてもらいながら、ゆったりした時間を過ごしています。
参加された高齢者も、子どもたちと一緒に、コマ回し、紙でっぽう、風船バレーなどで遊び、ニコニコ顔です。
ここでは、食事や勉強・遊びを一緒にする中で、家庭だけでは経験できない同世代関係や多世代の関わりを体験しているように思います。
見学の皆さんも「まるで昭和の大家族のよう!」と言われます。
いこいの家こども・地域食堂は
*いろんな人の色んな形の善意の行き交う場所(食材の提供やボランテイア等)
*自分の可能性を広げられる場所(障害を持った青年や引きこもっていた青年も大活躍)
*自分を認めてくれる・理解してくれる場所(不登校のこどもや不登校の大学生も元気に)
*誰もがほっこりできる居場所です。
そして、そんな場所は一人ではできないけれど、少しずつの善意が集まれば「みんなで作れる場所」だとも実感しています。
残念ながらコロナ禍では17時~19時までの短縮バージョンとなり、ゆったりした時間は取れません。1日も早いコロナの収束を願いつつ、これからも「一人ひとりが輝く居場所」づくりに皆で力を合わせ頑張っていきたいと思います.
中田初美様寄稿
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