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執筆者の写真三田市保護司会広報部

自分らしく生きることができる共生社会に向けて




三田市長 森  哲 男


 皆様方には、日頃から市政の進展に、ご理解、ご協力を賜り厚く御礼申しあげますとともに、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会づくりの推進にご尽力を賜り深く感謝申しあげます。

昨年から国内外で新型コロナウイルス感染症が拡大し、各地で猛威を振るう中で、私たちのくらしや思考、行動などに大きな影響を及ぼしています。

コロナ禍では、不要不急の外出や社会的参加を控えることが求められ、人と人とのつながりや地域コミュニティの希薄化につながるほか、運動不足等から心身、健康面で支障が生じている方もおられるのではないでしょうか。また、感染された方に対し、偏見に基づく心ない誹謗中傷や地域等での嫌がらせなどが一部で社会問題化していますが、こうした他者を非難し排除しようとする差別的な行動は、決して許されるものではありません。

 こうした時こそ、家族をはじめ地域や社会など身近な人とつながり助け合いながら、人権を尊重し多様性を認め共に支え合い、全ての人が自分らしく生きることができる共生社会の実現が重要であると考えます。

 皆様方には、多くの人が生きづらさを抱える中で、人と人とのつながりを大切にし、いかなる時においても他人を思いやり気遣う行動をお願いするとともに、今後、市として共生社会の実現に向けた取り組みを進めて参りますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

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