誰もが自分らしく安心して暮らせる共生社会の実現をめざして
- 三田市保護司会広報部
- 2023年6月29日
- 読了時間: 2分
三田市長 森 哲 男
三田市保護司会の皆様方には、日頃より市政の進展にご理解ご協力を賜り厚く御礼申しあげますとともに、「社会を明るくする運動」をはじめ犯罪や非行のない安全安心な明るい地域社会づくりにご尽力いただいておりますことに深く感謝申しあげます。
近年の人口減少、少子高齢化が急速に進展していく中で、地域社会における支えあいや見守り機能が弱まり、市民同士の助け合いによる課題解決が難しくなっていくことが懸念されています。また、3年にわたる新型コロナウイルス感染症の影響により、外出や施設等の利用が制限されるなど私たちの暮らしは、新たな生活様式が求められるようになり、人と人とのつながりづくりにも大きな影響が及んでいます。
こうした中で、生きづらさを抱えている人をはじめとしたすべての人々が地域で支え合い、高め合「地域共生社会の実現」が求められており、隣近所の人とあいさつをする、声を掛け合う、子どもや高齢者の安全を見守るなど、ちょっとした助け合いが地域の安全・安心にもつながると考えます。
三田市では、今後も複雑多様化する課題を抱えた人の相談支援体制の充実を図るとともに、社会的孤立を防ぎ、誰一人取り残すことなく、困りごとを受け止め、支援する体制を構築してまいります。また偏見や差別の解消に向けた啓発などに取り組み、市民のみなさん一人一人が、自分らしく安心して暮らせることができ、互いを尊重し、支え合い認め合う共生社会の実現にむけたまちづくりに取り組んで参りますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
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